同期の梅津よりパスを受けました、文科二類2年川辺真暉(かわべまなき)と申します。
私は大学よりゴルフを始め、今は授業が少ないこともあり空いている時間は練習に励んでおりますが、練習量がなかなかスコアに反映されずもがいているのが現状です。頑張って練習量を増やしているつもりではありますが、他の人よりやる気に満ち溢れているというわけではありません。間があくと、前回の練習の時のショットの感覚を忘れてしまう、どのように打っていたかわからなくなってしまうから練習間隔をあけたくないというだけなのです。というのも、ゴルフの経験値が浅いうえ、私の運動神経が悪いため、スイングの再現性がとてつもなく低いのです。そのため、ショットの感覚を磨いていくために練習に励んでおります。
私は、ゴルフに限らず、割と完璧を求めてしまう性分です。以前の私は、YouTubeで見るプロゴルファーのかっこいいスイングに近づくために、自身のフォームを頻繁に撮影し、身体の各部位の動きを一つ一つチェックしていました。感覚よりも頭で考えることに重きを置いて質の高い練習をしようとしていました。ゴルフのセンスがないことを、頭で一生懸命考えながら練習することでカバーしようとしていました。しかしある時、色々なことを意識し過ぎてショットの当たりも悪くなりフォームも迷走していっていることに気づきました。そこで、先輩の助言もあり、考えを改め、フォームの見た目のよさよりも自分の感覚、頭で考えて上手くなるよりも感覚を磨いて上手くなる、つまり、ゴルフのセンスのなさを、練習の「質」より、「量」でカバーしていこうと考えました。そもそも、センスがない、運動神経が悪いというのは頭で考える動きをなかなか体現できないということだと思うので、私にとっては量をこなすことが実は効率のいい質の高い練習なのかもしれません。とは言っても、何も考えずに振り続けるわけではありません。練習では、自分のミスショットの傾向を掴むまで当たりが悪くてもある程度は無心で振り続け、傾向を掴んだら、一箇所フォームにテコをいれたり、打ち方を変えたりする。このようにして感覚を磨いていくと助言をいただきました。これは他のゴルファーにとっては当然のことかもしれませんが、以前の私は極端で、1球1球、ショット後に、当たりが悪かったら落ち込んでそのたびにフォームを調整しようとしていました。当然迷走するわけです。
最近、佐々木典士さんの『ぼくたちは習慣で、できている。』という書籍を読み、習慣の偉大さを深く認識しました。練習量を大事にするにあたり、やはりやる気の問題もあります。やる気がない時も練習をするには、練習を習慣化し継続することが役に立ちます。(私自身、練習を習慣にできているとは言えませんが。)ゴルフの練習に限らず、気が向かないことでも、やり始めたら案外手が進むということはよくあるかと思います。やる気というのは、やり始めてから漲ってくるものですので、気が向かないけどやらなければならないことは、どう始めるかだけが大事です。この、習慣にしたい行動をどううまく始めるかについてのコツを、先ほど紹介した本を読んで色々知ることができました。非常に興味深かったので、それを簡単に紹介しようと思ったのですが、ブログの投稿期限が迫っているので、次回ブログが回ってきた時にでも詳しく書こうと思います。次に回ってくるのは1年後くらいかもしれませんが。
たいして練習しているわけでもないのに練習量がうんたらかんたらと書き伸ばしてきましたが、練習場やコースでの練習量が確保できるゴルフ部という恵まれた環境にいることをこのブログを書きながら再認識しました。この環境に感謝しつつ練習に励んで参ります。拙文お読みいただきありがとうございました。
続いては、練習熱心な頼れる男、同期の浦川にパスを回します。