川辺さんからパスを受けました3年の濱島です。川辺さんのブログでもご紹介頂きましたが、浦川さんから引き継ぎ今月よりゴルフ部の主将を務めております。歴代の主将の方々に少しでも近づけるよう精一杯頑張りたいと思います。部員の皆さん、1年間宜しくお願いします。
主将っぽいことをしてみようということで、まずは今年のチームの成績をご報告させて頂きます。
東大ゴルフ部(男子部)はBリーグ昇格を目指して今年度のリーグ戦に挑みました。しかしながら、結果は春季リーグ戦が2位(入替戦敗北)、秋季リーグ戦が4位とBリーグ昇格には届きませんでした。
僕自身もリーグ戦では思うようにチームに貢献することが出来ず、とても悔しい思いをしました。
来年は必ずBリーグ昇格!と高らかに宣言したいところですが、今年まで主力としてチームを引っ張って下さった先輩方が多数抜け、戦力ダウンを認めざるを得ないのがチームの現状です。
Bリーグ昇格という高い目標を掲げるのであれば、自分自身の成長はさることながらレギュラー陣のレベルアップ、さらにはこれまでレギュラーでなかった選手がリーグ戦で戦えるような実力をつけることが必要となるのは間違いありません。
さて話は変わりますが、代替わりをしてから1ヶ月ほど経ち、同期と共に部の運営を始めてから、徐々に執行代としての自覚が芽生えてきました。しかしながら、それと同時に部の運営の難しさも痛感しています。
その最たるところはやはり新入部員の育成です。
東大ゴルフ部は新入部員の多くがゴルフ未経験者であるという性質上、上級生が下級生への指導に費す時間や労力が多くなります。その為、自分のゴルフを磨く必要のあるレギュラー陣あるいはレギュラー入り一歩手前の上級生が、下級生の教育に時間を取られた結果、自分自身のゴルフの上達を妨げてしまうというような事態になりかねません。
もちろん下級生にもなるべく上達して欲しいですし、上級生には教育責任があると思っておりますので、下級生の指導を疎かにするつもりは全くありませんが、上級生も自分のゴルフにしっかりと打ち込む事と下級生を育成する事の2つをうまくバランスをとって両立できるような環境を作る事は中々難しいものだと感じている次第です。
ですが、何としてでもこのような環境を実現したいので、妥協せず考え抜きたいと思います。
ではなぜ、自分がこの1点にこだわって考えようとしているのでしょうか。
それは、最初にお話しした今のチーム状況に起因すると考えています。
僕が入部してからの2年間は、強い先輩方の存在もあり、およそリーグ戦で戦えるような選手は揃っていて早急に新戦力を必要とする場面はなかったように感じます。
しかしながら、チームの現状はリーグ戦で戦えるような選手だけではレギュラーの枠が埋まるか際どいといったところです。
チームの戦力を増強させる必要がある今だからこそ、部員がより自分のゴルフに打ち込める環境が大切だと思います。
卒部する頃には自分の中で良い答えが見つかっていることを願いたいです。
最後に自分のゴルフの現状について少しお話させて頂こうと思います。
3年生になってから学業が忙しくなったこともあり、これまでのように時間を確保することが難しく、何とか空いてる時間を見つけて練習するといった状況が続いています。
自分なりに最低限の練習量は維持していたつもりでしたが、シーズン中も試合で大した結果は残せず、リーグ戦が終わってから大スランプに陥り絶賛迷走中です。試合などで様々な良い経験をすることは出来ましたが、ゴルフが上達したと自信を持って言える状況ではありません。
自分の考えが甘かったと反省しております。
自分に残されたゴルフ部生活はあと1年。
焦っても仕方ないと分かっていてもやはり焦る気持ちが出てきます。
ですが、目の前にある自分のできることをひとつひとつ着実にこなして一歩ずつ成長していきたいです。
来年の今頃には胸を張って卒部できるように、そして後悔が残らないように1年間頑張ります。どうか温かい目で見守って頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次は会計という大役を引き受けてくれた女神、同期の井上にパスを回します。