会計兼女子部主務を務め、学部同期でもある冷静沈着、切れ味の鋭いで有名な井上環から紹介を頂いた齋藤愛輝と申します。役職としましては現在関東学生ゴルフ連盟の会計局次長を務めており、来年度は(何事もなければ)会計局長を拝任する予定であります。東大ゴルフ部はもちろん、関東学生ゴルフ連盟の全体に関わる重要な役職でありますので、心して務めて参りたいと思っております。よろしくお願い致します。
同期二人のブログにもありますありますように、もう東大ゴルフ部という環境に身を置いていられるのもあと一年(正確には一年もないですが、、、)ということで、年末のような漠然とした焦燥感にも襲われているところではありますが、大事に過ごすために、ラスト一年について考えてみたいと思います。
「なんで大学で部活に入ったの?」という質問をこの2年半で何回されたか分からないですね。それくらい大学で部活をやるというのは世間的に見れば少数派ということなのだと思います。自分は入部時そのことをあまり考えていなかったので、自分でもなんでだったかと考えたことはあるのですが、本当に深い考えは無かったのだと思います。それでも今は部活動という環境に身を置けていることをとても嬉しく思っていて、あの時入る決断をして良かったなと思います。部活は一年で構成員のほぼ半分が入れ替わり、一人の部員が所属している期間も三年半という短い期間です。しかし、OBとして東大ゴルフ部の肩書きを向こう数十年背負うことになるわけで、東大ゴルフ部の一員として長きに渡る東大ゴルフ部の一旦を担う存在でいられるということに感謝しつつ、そのことは常に意識していなければならないと改めて実感します。
一年と少し前に初めてブログを書かせて頂いた時に僕は手が震えてしまうことがあることを書きました。今ではほとんど無くなりましたが(ショートパットはたまに出てしまいますが、、、)やはりあの時の震えも自分の自信の無さから来るものだと思うと、練習量が圧倒的に足りていなかったのだなと実感します。先程書いたように、東大ゴルフ部として恥じない部員であるためには、プレーやスコアといった面で非常に力不足であると感じています。個人的な目標としては、安定した練習量を確保し、卒部時に安定して80代が出せるようなプレーヤーになっていたいと思います。21年ほど生きて来まして、大体のことはここまで進歩して来た人生でありますが、日々退化を繰り返すものにほとんど初めて出会いましたので、戸惑いながら頑張っていきたい所存です。
そして部全体としては、誰も疎外感を感じない場所であればいいと思っています。東大ゴルフ部は他大学のゴルフ部と比べても部員数は多い方で、スコア帯も本当に幅広いです。色々な考えの人がいて、それもこの部活の良さであると思います。リーグ戦や個人戦のように競技ゴルフとしての一面がある以上、上手い部員が中心になったり、目立つということは当たり前のことですが、それでも自分のようなスコアがパッとしない部員でもゴルフが楽しい、ゴルフ部に入って良かったとそう思えているのは紛れもなく、先輩方の築き上げてこられた環境が大きな要因であることに間違いありません。もちろん、東大ゴルフ部が強いゴルフ部としてあることも重要ですが、多種多様なプレーヤーのいる部活として、誰もがゴルフが好きで、上手くなりたいと思える場所であることも、それが直接部の強さに繋がらなくても、とても重要なことだと思っています。具体的には、班活動など縦の繋がりの強化や、プライベートでの練習やラウンドなど、積極的にコミュニケーションをとることくらいしかできることはないのかもしれませんが、自分が先輩方にしてきて頂いたようにそういう空間を作ることが僕が部のためにできることなのかなと思っています。
部全体としてのあり方については十人いれば十通りの考え方があるとは思いますが、正解というものもないと思うので、自分なりに部と関わりながら、模索しつつ、来年卒部する時に少しでもそれが良い結果として結実してくれればいいなと思います。
先輩方が卒部され一ヶ月と少しが経ち、先輩方の偉大さを日々実感するばかりです。残りの時間で自分がそんな先輩方のようになるというのはなかなかイメージのできないところではありますが、今の環境に感謝しながら日々精進していきたいと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
次は先日車がパンクしてしまった、よく車内でボケてくれるツッコミに厳しい、頼れる我らが主務の増田健人にパスを回したいと思います~♪