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2025

巨人の肩の上

お疲れ様です。

荒木より引き継ぎました、光岡です。


8月1日になりました。

荒木があのブログを書いてから1ヶ月が経とうとしています。

ここでまず「言い訳」させていただきます。この1ヶ月間、ブログのことを忘れて何もしていなかったわけではありません。

ブログに何を書くかを考えていました。また、思いついたことを書いてみたりもしました。

ただ完成に至らなかっただけなのです。


はじめに、そろそろ私が最高学年を迎えるゴルフ部について書こうとしました。白野が書いていたことを参考にし、どのような組織にしていきたいか、部員育成はどうするべきか、などについて自分の意見を述べるような形で5段落くらい書きました。しかし、振り返ってみると、別にこれは今書きたいことではないと思いました。散々自分が話していることだと思ったからです。


そこでとりあえず次の題材を探しました。


ゴルフ部についてあまり書きたくなくなったので、ゴルフについて書こうと思いました。ゴルフと言ってもたくさんあります。

その中で、伊藤が、今の部員はマネジメントを体系的に学ぶ機会がない、と言っていたことを思い出し、「マネジメントの教科書」を書こうとしました。

ティーショット編、セカンドショット編まで事細かに書きました。結構良い感じだったと思います。ですが、ブログとしてこれが並べられているのはどうなのか、とふと思いました。勝手な話ですが、一度自分がブログに書くものとして微妙だなと思ってしまうと、それ以上筆は進みませんでした。


この時には1週間の期限はとっくに過ぎていたと思います。そろそろ書かないとなと思いました。

実は、結構前に学年の中でブログの順番を決める時、リーグ戦の後が良いと希望を出しました。それは、初めて出場するであろうリーグ戦について書けることがあるだろうと思ったからです。

そこで、その当初の予定通り、リーグ戦について書こうと思いました。その内容は、リーグ戦のラウンド中に頭の中で考えていたことをショットごとに書いていくものでした。期末試験の合間を縫って書いていました。試験勉強が一段落した深夜4時に眠れず書いていたのも思い出します。

結局、12ホール終了、50打目まで書き終えていました。内容も量もやや頑張ったと思います。

ただ、ここでタイムリミットが来ました。ついに今日、誰からも触れられなかったがゆえにしれっと滞納でき続けていたブログの催促とお叱りをいただくことになりました。

さすがに反省せざるをえませんでした。自分の身勝手なブログの滞納によって誰かに迷惑をかけてしまっているんだなと至極当たり前のことを思いました。自分の中で優先順位が低く、どうでも良いものだとどこかで思ってしまっていたものは、他の人にとってはもちろんそうではありません。

お恥ずかしい反省文はこれくらいにして、ブログの行く先を語ります。残り6ホールのお話が残っています。しかし、お叱りを受けて反省したことで、それを完成させたところで、滞納して他の人に迷惑をかけてまでこんなつまらないことを書いていたのかと思われるのが嫌になりました。またまたひどく自分勝手なものです。いっそのこと12ホールで切り上げて未完成品を放流しようと思ったのですが、それだと自分は書かない方がましな気がしました。

結局、1ヶ月滞納した結果としては情けない限りなのですが、ブログに何を書くか全く決まっていない状態になりました。


ここで、過去に自分は果たしてどうやってブログを書いたのだろうかと思い、振り返りました。過去のブログはこんなことを思わずに提出できたと思うので、自分的には割と満足のいく出来だったのだと思います。

ちょうど1年前の自分のブログから一部引用します。

【引用】

「まずはじめに、ブログを書くという行為の目的を考えたいと思います。この行為は自分の思想を垂れ流すことでそれを不特定の読者に対して表現し、思想そのものに加えその表現方法から導かれる自分像を読者に押し付ける行為である、と言えるでしょう(自己紹介で言えば、紹介されている性質よりこのように自分を紹介したいという思考の方に重きを置く観点)。」


なるほど、と我ながら思いました。1年前の自分は、ブログを、「自分がどう見られたいかを表現する場所」と表現していました。これを見て、自分がブログを書く気が進まない理由が少しずつ分かってきた気がしました。

今、自分は1年前に比べて、ゴルフ部において、「自分がこう思われたい」という願望が薄いのだと思います。別にそんなにゴルフバカと思われたいわけでもないし、もちろんゴルフに不真面目だと思われたいわけでもない。荒木の言うような怖いというイメージを持たれたいわけでもないし、別にとても優しい人だと思われたいわけでもない。語弊を恐れて説明すると、そもそも自分がこう思われたい、という自分像の大部分を普段のゴルフ部生活ですでに体現できていると感じるため、わざわざブログにそれを書く必要が無いと思っている、ということです。

もちろん、それだともう今の自分にブログを書く意味はあまり無いです。しかし、私にブログのバトンは引き継がれてしまっています。だからこそこんな取り留めもない文章を書いているわけですが、ここまで書いてきて、意外とブログとしての感触は悪く無いなと思ってしまっている自分が少し嫌になります。



そろそろ終わりにしようかと思いますが、ひとつ話を変えさせていただきます。

何ヶ月か前に、自分が最高代になるにあたって何か参考にできるものはないかと思い、卒部された先輩方のブログを読んでいたことがあります。

4年夏になって卒部に近い段階からの目線で後輩へのアドバイス、という形で書かれていた、ゴルフ部という組織についてのあれこれの文章は当然ながら多かったです。

全く悪い意味ではないのですが、同じようなことが書かれているな、と思いました。世間から見て考えることが得意な人達が同じ団体について考えて書いたものなので、内容が似通っているのは当然だと思います。しかし、代を超えてアドバイスが一致しているのは、結果的にはそのアドバイスが活かされていない状態が続いていることを示していると考えられます。もちろん、述べられているのは解決困難な課題が多いということも承知しておりますし、先輩方を批判しているわけでは全くありません。

結局何が言いたいのかというと、来年になってこの学年の誰かから、ゴルフ部生活を振り返るブログが書かれた時に、そして後輩へ残す言葉としてゴルフ部についてのブログが書かれた時に、過去の先輩と同じようなことが書かれていないような状態にしたいと思っているということです。もし来年に過去と同じアドバイスがされているようであれば、それはこの代の怠慢だというつもりで頑張っていきたいと思います。(別にこれからゴルフ部について書く1つ上の代の先輩方へのメッセージというわけではありません。)



もう一つだけ過去のブログにまつわるお話をさせてください。

先述した動機で過去のブログを見漁っていた時に、その時の自分がぼんやりと書こうと思っていたことが完全に言語化されていたブログを見つけました。上から目線で大変申し訳ないですが、とても良いブログだと思いました。自分が書くよりも核心が的確に言い表されていると思ったので、引用しようとも思ったのですが、他の人のブログの引用が許されるか分からないので、読者の方には遡って読んで頂ければと思います。

それは吉江先輩が書かれた、『さいごに』というブログです。そのブログ内で大きく分けられた2つ目の、「部員としてのあり方」についてのパートの一言一句全てが私の指している箇所です。ゴルフ部として良い組織を作っていくためには、自分含め部員の全員がここに書かれている内容をよく読み、肝に銘じておくべきだと思いました。それでこそ、先程の話になりますが、先輩のアドバイスが活かされていると言えると思います。

残念ながら、吉江先輩とは在部期間が被っておらず、お名前だけしか存じ上げない先輩なので、大変恐縮なのですが、もしこれを見られましても、ご無礼お許し下さると幸いです。


また、このことに乗っかって書かせて頂きますが、今回の私の期限滞納に対するありがたいご注意も、あのブログに書かれていたことを肝に銘じて、真摯に受け止めようと思う次第であります。

大変失礼いたしました。




結局、色々あってなぜか最後は初めの構想の内容(ゴルフ部)にやや戻ってしまう形になりましたが、読んで頂いた方、ありがとうございました。

次のブログは、実はとてもサッカーが上手い、1年生の延壽です。


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