自分が人生でこれまでしてきた選択は、そのときは間違いに思えたり、深く考えずに決めたものが多いです。
それでも振り返ると、そのような選択が不思議と良い方向へ進んでいくことが多く、自分はそのような謎の運の良さを持っていると思います。
大学に入る前のあれこれから東大に入学できたことは、まさにそのような迷選択が生んだ奇跡のようなものでした。
また、愛する工学部精密工学科に進んだのも、部の同期の一言により、直前に志望を変更したという、かなり適当な選択によるものでした。元々行こうとしていた学科では僕より頭の良かった友人達が留年しているため、そのままだとおそらく僕も同じ道を辿っていたと思います。
(理系で特に行きたい学科が定まってない皆には、精密工学科を本当におすすめします。
ホワイトで、仲が良く、全員ではないけど年数十万円の奨学金が貰えます。)
ゴルフ部に入ってもその能力は発揮されたと思います。
やめようと思ったことは何度もあり、もしそこで辞めていたら入部したことを後悔していたと思います。
親友と呼べる同期がいたり、優しくしてくれる先輩がいたり、、、、数えきれないほど多くの幸運に恵まれたおかげで気づけば卒部まで辿り着いてしまいました。
ゴルフ部に入ったのは、間違いなく正解の選択だったと思っています。
ゴルフ部で得た経験は、僕の人生においてかけがえのないものになりました。
今の大学生活も、もしゴルフ部に入っていなければまったく違うものになっていたと思います。おそらく、今よりずっとつまらない日々になっていたでしょう。
ゴルフに熱中できたかと問われれば、決してそうではなく、そのことで反感を買ったり、迷惑をかけてしまったこともあったかと思います。
それでも、ここまで続けさせてくれたこと、そして関わってくれたすべての人に心から感謝します。

