2年の森田からパスを受けました、4年の大平直輝です。
ブログの更新が遅れてしまい申し訳ありません。
引退に際し、少し自分のゴルフ部生活を振り返らせてください。
私は昨年、副将に就任しました。副将には大きく分けて、「主将・主務による部活運営のサポート」と「ゴルフ面での活躍」の二つの役割があると考えています。前者については、様々な場面でポンコツさを発揮しながらも、同期・後輩の助けもあり、主に合宿の運営などをこなしてきました。一方後者については、いまだに納得のいかない部分が多く、悩みの尽きないテーマです。運営面はお世話になりすぎて私が何か言える立場にないので、後者について少し話そうと思います。
「ゴルフ面での活躍」を考えた時、真っ先に思いつくのは試合で活躍することです。選手として、部員の目指すロールモデルになることができれば、その実績は求心力や説得力に直結していきます。しかし、自分の活動を振り返る限り、過去の試合において自分の思うような活躍はできませんでした。自身を「合宿係」などと自虐して、悔しさを紛らわしていました。辛いことがあるたびに、優しい同期に助けてもらいました。感謝しています。
では、自分にできる事は何でしょうか。
第一に、部員と仲良くなる事です。こう書くとバカっぽいですが、集団で上達するために部員同士交流を深める事はとても大切ですし、実際私はそれを軸に活動してきたつもりです。至らない部分も多かったとは思いますが、仲良くしてくれた同期・後輩の皆さん、ありがとうございました。
第二に、絶えず努力する事です。私だけでなく、部員一人一人が努力する事は周囲に刺激を与えます。ライバルや仲間がいる中で、一打でも縮めて出し抜いてやろうとか、そういう熱い気持ちが互いに成長を生みます。チーム全体のレベルも自然と上がっていく事でしょう。私はそんな環境を作りたくて、ゴルフ部にたくさんの時間を費やしてきたつもりです。
要するに、これらも広い意味で「ゴルフ面での活躍」だという事です。無理やりかもしれませんが許してください。
ここまで読んできて、勘の良い人は気づいたかもしれませんが、これら実は、副将でなくとも取り組めます。部活を通して自分のゴルフと向き合い、仲間とともに成長する事は、部員であれば誰でもできる事です。すなわち、部員はみな、成長を目指して努力するだけで部に貢献できるし、それだけで「活躍」しています。自分の頑張りが他人を支えているという事を、今後の活動で実感して欲しいです。
話は変わりますが、試合での活躍について、私は諦めたわけではありません。最後に、私なりのゴールを話して終わろうと思います。
執筆にあたり、一年生の頃の自分のブログを読み返しました。そこには「レギュラーとして試合を戦う」という目標が書かれていましたが、いつしかそれは「レギュラーとしてチームに貢献すること」になりました。泣いても笑っても最後の団体戦が始まります。試合で結果を残すことが、副将としてできる最後の務めであると自覚し、最後くらい、かっこいい「副将」の姿を見せられたら嬉しいです。応援よろしくお願いします。
拙文・長文失礼しました。
次は、ゴルフにおける天敵かつ友達である、もう一人の副将・阪上にパスを出したいと思います。
気が早いですが、3年間と少し、本当にお世話になりました。