吉江からパスを受けました主将の田中です。
更新が遅くなってしまい、大変申し訳ございません。入れ替え戦や常陸宮杯予選と試合が続き、落ち着いてブログを書く時間が取れませんでした。ご容赦ください。
せっかくの最後のブログなので、分量を気にせず書きたいことを書いていこうと思います。どういった方がこのブログを読んでいるか分かりませんが、興味のある方は読んでいただけると幸いです。
まずは主将目線でゴルフ部について偉そうに語ります。
ゴルフ部は自由であり残酷です。
部のノルマをこなすだけなら、学業はもちろんサークル等ゴルフ部以外の活動と両立することができます。だからといって、練習に時間を割かずに上達が遅れてしまうと、そういう部員に対する受け皿は用意されていません。そして同期より上達が遅れるとよりゴルフ部の活動に顔を出しづらくなり、さらに練習しなくなるという悪循環に陥ります。
こうした部員は退部にこそならないものの、見殺しにされた状態でそのままゴルフ部を卒業することになります。これがゴルフ部の最も良くない点、風習だと思っています。
主将になる際、「ゴルフに費やせる時間がバラバラであっても、今いる部員全員が卒部の際にゴルフ部に入ってよかったと思って欲しい」というのが私の願望でした。
この目標を達成できたとは思っていません。特に私の同期はもう手遅れだったと言っていい状態で、結局最終的にはガチ勢と幽霊部員の両極端に分かれてしまいました。上級生になってからどうにかしようと思っても難しいことを痛感しました。
具体的に何が必要か、執行部で話したある程度の結論を話します。
大事なのは、下級生の内に脱落者を作らないこと、最初に全員を成長のレールに乗せてあげることです。周りから遅れてさらに練習しなくなるという悪循環に入れないことが重要です。そこでそのための練習ノウハウ、環境やシステム作りを確立することが、今のゴルフ部の一番の課題だと思っています。育成制度が出来れば、レギュラーや上級生は下級生へ費やす労力が減り、より自分のゴルフに集中できるようになります。下級生のことに時間を取られて自分のゴルフに打ち込めないのは本末転倒です。
今度監督のYouTubeに部員が出演するようです。未経験者への指導ということなので非常に楽しみにしていますし、これによって現状の改善が見られることを期待しています。
次に自分のことについて話します。
この1年の自分のゴルフを振り返ると決して満足できるものではありませんでした。
オフは体調不良により約4ヶ月間まともにクラブを握れず、やりたかった体作りとスイング改造が出来ませんでした。そのままシーズンに入り、誤魔化ながらここまで乗り切ったため結果が出なかったことはしょうがないのですが、それにしても悔しいです。
最後のリーグ戦の活躍はそれは勿論嬉しかったのですが、活躍したのはあの3日間だけです。自分が描いていた成長曲線に到達できなかったことは認めざるをえません。
唐突ですが、今後の進路について退路を断つためにここで宣言します。
私田中はプロゴルファーを目指します。
何言ってんだこいつと思われていると思いますが、私もそう思います。
腕前に関してですが、当然今の実力では無理なので、これから二回りも三回りも成長する必要があります。上手くなれるか分かりませんが、自分にはそのポテンシャルがあると信じています。
また、東大にまで入って何故ゴルフなのかと聞かれますと、東大にまで入ったのにゴルフ以外にやりたいことがないからです。変な奴ですが、変な奴だからこそ変わった道を進もうと思います。
また、私は性格上好きなことにはとことん打ち込めますが、このブログのように面倒なことは全く手が進みません。職業として職人気質なものは私に合っていると思います。
そして何より、他の選択に比べてこの選択が一番楽しそうです。今の自分にとって最も後悔しない選択だと思っています。
これからの予定ですが、東大卒プロゴルファーの肩書を得るために、そしてこれまでの自分の人生にけじめをつけるために大学は何とか卒業したいと思っています。その中でゴルフの実力を付けていきます。
両親にはこれまで色んなことで散々迷惑をかけてきました。そしてこれからも迷惑をかけることになりそうですが、自分で考えて選んでいる道なので、応援してくれると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
自分の人生を全うできるようにこれからも頑張っていきます。
このブログを読んだ皆さんも是非田中健太郎の応援をよろしくお願い致します。
4年間ありがとうございました。
以上、拙文失礼しました。
次はゼミを辞めて暇そうな日南にパスをしようと思います。
