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2022

熱中できる「何か」

田中からパスを受けました4年の日南健太です。

まず初めに、私は4年ではありますが、ブログを書くのは初めてです。というのも、私が東大ゴルフ部に入部したのは、大学2年の秋。現3年生の入部時期と同じタイミングでした。

そのため、今回のブログが最初で最後ですが、是非読んでいただけると幸いです。


私はリーグ戦には出場していないので、他の4年生と違い引退がいつなのか定かではありませんが、ゴルフ部を引退し、本格的に活動が無くなり約2週間程経ちました。

レギュラーの人達と比べると、今までゴルフ部に積極的に参加してきたとは言えません。しかし、こんな私でもゴルフ部の活動がなくなった生活は、寂しいものです。


そして、改めて東大ゴルフ部という極めて恵まれた環境にいたことや、ゴルフ部に所属している期間は意外と儚く、あっという間に終わってしまうことを、引退した今になって実感しています。気付くのが、遅いですね…笑。


突然ですが、私がゴルフ部に途中入部した経緯について話そうかと思います。


私は大学1年生の時は、とあるテニスサークルに入っていました。ただ、サークルにはあまりコミット出来ているとは言えず、たまに練習に顔を出す程度。語学のクラスの友人達と鍋パをしたり、旅行に行ったりの生活でした。

そんな日常に楽しさを感じつつも、どこか物足りなさを感じる日々。そう感じながらも、自分の大学生活はこんな感じで過ぎ去っていくのかなと、どこか、諦めている自分がいました。


そんな私の大学生活の転機となったが、奇しくも憎きコロナでした。コロナによって、遊び呆けることすらできなくなった私は、中高時代の部活のように熱中できる「何か」を探し求め、新入生のように様々な団体の新歓サイトを覗いていたことを覚えています。


そこで、見つけたのが「東大ゴルフ部」でした。大学2年の8月頃、帰省先の大阪で偶然ゴルフの体験レッスンに行ったタイミングでもありました。

鉄の棒で、小さな球を打つだけなのに、なんと難しいことか。自分よりも筋力も体幹もないはずのおじいちゃん達が軽々とボールを飛ばしている。初めは、そんな腹立たしさから、ゴルフの沼へと引き込まれていきました。


そこから、やるからにはゴルフに競技として真剣に取り組みたいと思い、ゴルフ部の扉を叩きました。

こんな初心者かつ途中入部の私を快く受け入れて頂き、そして、暗黒時代のどうしようもない日南を救って頂いた先輩・同期・後輩達には感謝しかありません。


2年の秋からゴルフ部に途中入部した私にはゴルフ部の在籍期間はわずか2年間。入部当初は、自覚しているつもりでした。「他の部員よりも短い期間でありながらも、同期に追いついて戦力としてゴルフ部に貢献できる人材に成長したい」と心の中では息巻いていました笑


しかし、ゴルフは私が想定していたほど甘くはなく、必死に動画を撮影し分析したり、YouTubeを見たりしながら練習しても、難病「ド・スライス」は治らず、とんとん拍子では上手くならないゴルフ。

3年生に入ると就活やゼミも始まり、誰よりも丁寧に過ごさなければいけないはずのゴルフ部の時間を等閑にしている自分がいました。


今となっては、非常に後悔しています。3年生の1年間は、多くの東大生にとって学業や就活と忙しくなる時間ですが、人生で部活をできるかなり限られた貴重な1年間です。後輩達には、忙しい1年間だからこそ、部活の時間は有限だということを日々自覚して行動してもらえると嬉しいです。私にはできなかったので。


4年になり就活が終わると、やっとゴルフ部員らしくゴルフに真剣に打ち込む日々になりました。「就活ブースト」は実在しました。が、遅すぎました。私は、残念ながらレギュラーの人達が見ている「ゴルフ」の世界が少し見え始めた気がした段階での、引退となってしまいました。

出場できた9月に開催された七帝戦でも、あの難病「ド・スライス」を再発してしまい、不甲斐ない結果に終わってしまいました。一緒に戦ってくれたメンバーの皆様、大変申し訳ございませんでした。




と、読み返してみると未練たらたらの後悔だらけのゴルフ部生活のような内容になってしまいましたが、本当に東大ゴルフ部に入って良かったと思っています。


何よりもゴルフに対して直向きで最高の同期・後輩達と出会えたこと、そしてゴルフという「生涯愛し続けるであろう」スポーツに出会えたこと。

そして、どうしようもない暗黒時代の、何も熱中できるコトがなかった、日南を救っていただいたこと、感謝しています。本当に充実した2年間でした。


今後のゴルフ部の活躍、応援しています。貴重な限られた時間、全力で楽しんでください!

(いつでも、またラウンド誘ってください)

以上、拙文失礼しました。


次は七帝戦では「きゃぷてん」として大車輪の活躍をしてくれた三浦にパスをしようと思います。

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