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2022

想い出がいっぱい

同期の夏目よりパスを受けました、3年の杉本と申します。よろしくお願いします。なかなかブログが回ってこず自分の人徳のなさに呆れ返っていましたが、いざ回ってくると億劫に感じている自分がいます。なんとまあ自分勝手なものです。


 ブログを初めて書くに当たって今までの同期の高著を一通り読んだところ、普段の様子からはあまり想像できない文才溢れる文章が並んでおり絶望に近い不安を感じていますが、最後まで読んで頂けると幸いです。


 他の人に則って僕も自己紹介から入らせて頂きます。中学までは野球、高校では一年ほどですが卓球をやっており、ゴルフは大学から始めました。ゴルフを始めたのは社会人になっても重宝されそうといった打算的な考えもあれば父や幼馴染がずっとやっていて楽しそうだったから、長く続けられそうだからといった総合的な判断の結果です。サークルもいくつかある中で敢えて部活を選んだのは歩いて3分の日本一高い練習場として名高い碑文谷で安く練習できると説明されたからだったのですが、いざ入ると碑文谷練は無くなっていました。片道1時間渋滞の中運転して指定の練習場に行くたびに思い出しては騙された気分に陥ります。

 

 最近なぜ自分がゴルフをしているのか考える機会が増えてきました。それは学年が上がって就職などの大学卒業後のことも視界に入ってきたことや学部に上がって勉強の負担が明らかに増えたということもあります。友達と遊ぶにしても金銭的、時間的制約は大きいですしゴルフを優先することを選んだ時何故ゴルフなのか、説明できない自分がいることに気づいたのです。なぜゴルフをしているのか、なぜゴルフを優先するかを考え出したのは、今自分のゴルフが上手くいっていないというのが大きいように思います。

 

 自分の一番の課題は精神的な幼さ、弱さです。喜怒哀楽の激しい性格はうまく行かないことの方が圧倒的に多いゴルフではどうしても負の側面が強く、メンタルの弱さは短いパットや朝一番のティーショットなどに多大な悪影響を与えます。

 

 ゴルフというのは薄情なスポーツです。練習すればするほど下手になっていくことも、遂に覚醒したと思っても次の日には元通りになっていること、いいショットを打ったと思って行ってみたらとんでもないライやラインについていたり、打った瞬間風向きが変わって想定外の曲がり方をするといったことも珍しくありません。とにかく思い通りにいかないのがゴルフです。それを受け入れた上でいかに自分でコントロールできる領域を増やし、リカバリーの手段と精度を上げていくかが上達に欠かせないように思えます。

 

 しかし幼い自分は思い通りに行かないことに逐一腹を立て落ち込み、それが続けばやる気をなくす、というのが現状です。始めた当初に比べればましにはなった(気がする)ものの、ラウンド中に塞ぎ込んで同伴者に気を遣わせてしまい迷惑をかけることも多いです。思い通りに行かないゴルフというスポーツを、僕は一年以上やって未だに受け入れられていないのです。

 

 思えば僕はできることばかりやってきました。小学校の頃からクラブチームでやっていた野球だったり、他の人より少しだけ要領がいい勉強だったり。自分にとって楽な道を選んできた故に、高校で始めた卓球も怪我の影響もあったとはいえあまり続かず、周りほど上手くなくスポーツとしての性質上思い通りに行かないゴルフにやり場のない怒りを感じるような、どうしようもない自分が出来上がってしまった気がします。しかし世の中に出ればもっと理不尽な思いをすることは必至でありこのまま社会に出たとて行き詰まるのも明らかです。肩を痛めて野球ができなくなり、最終的にゴルフ部にたどり着いたのはゴルフを通じて弱い、幼い自分を叩き直せという天啓でありゴルフをやっているのはこのためだ、というのが自分の至ったゴルフをやる理由の一つでした。

 

 こんな消極的な理由でゴルフをやるのは部員としてどうかとも思いますし、ゴルフをやっていればメンタルが自動的に鍛えられるというのもこの一年を自省して疑問符がつきます。始まったばかりの僕のゴルフ人生は伸るか反るか、不可逆な分岐点にあります。一歩ずつ自分の道を、大人への階段を歩んでいけたらと思います。

 

 思うままに書いたので大変読みづらい文章となってしまい恐縮です。次回書かせていただく機会があればもっと簡潔なものを心がけます。


続いてはゴルフ部で出来た最初の友達でよく話す山田一輔にバトンを渡したいと思います。拙文失礼いたしました。


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