皆さん、こんにちは!松戸です。前回の壮大なゴルフの哲学的考察を受けて、私の番が回ってきました。いやー、ハードル高い!「ブログイップス」とかいう新たな病名を生み出した増田のプレッシャーで、私の手もすっかり震えています。ゴルフでいうと、パターが届かないどころか、グリーンの外に出ちゃうやつです。
さて、そんな私ですが、紹介にあった「三足の草鞋」、これ、改めて文字にされると何か重たいですよね。ゴルフ、エンジニアリング、東大生活…と聞くと、なんだか超人みたいに思われがちですが、実際はただのゴルフ好きの凡人です。しかもこの三つ、別々に履きたいのに、同時に履こうとするとすぐ転びます。靴ずれどころじゃない。転んで、起き上がるたびに「あ、今日も生きてるなぁ」とかつぶやいています。
そんなわけで、今回のブログでは、ゴルフ、そして日常の小さな「転び」を楽しむ話をしていきたいと思います。いや、もう少し具体的な話をしないとですね。ちゃんとしたオチもつけますので、どうぞお付き合いください!
ということで、増田にエンジニアのことについて言及してもらったので、エンジニアらしく冒頭部分をchatGPTに外注してみました。サボってないですよ。
自分は冒頭しか書かないからって、オチもつけますとか無責任にハードルを上げるのはやめてほしいものです。「ユーモアたっぷり」と依頼したのですが、やはりLLMはそういうのはまだ苦手ですね。ただ、「あ、今日も生きてるなぁ」とつぶやくのは意味がわかりませんが、「三足の草鞋を同時に履こうとすると転んでしまう」はあながち間違っていないかもしれません。
さて、せっかくなので僕は「三足の草鞋を履くこと」、一般化すれば「ゴルフ以外にやりたいことがあること」について話したいと思います。
エンジニアのインターンをやりたいと思ったのは2年の終わりで、どうせお金を稼ぐなら自分の興味のあることをして稼ぎたい、と思ったのがキッカケでした。実際に始めたのは2年の終わりの3月で、この時期に始めたのには、入りたかった企業の採用基準が厳しくなりそうだったから、ほぼ初心者の状態で入社するのは時間が経つにつれ難しくなるから、などいくつか理由があります。
問題は、このインターンは1ヶ月に100時間必須で勤務しなくてはならないことでした。大学と部活とは別に週25時間働く、大変なことは分かっていました。
「全部中途半端になって終わってしまうのではないか?」
「他にやることがあって、何か部に価値あるものを生み出せるのだろうか?」
「全てを部活に捧げている人に失礼なのでは?」
などなど、夜の数だけ考えてきました。
別に悩んだところで答えは出ていませんが、一つだけ確かなことがあります。なんにせよ腹をくくって全力で頑張るしかないということです。部活一本で頑張ると決めていたとしても、きっと「これで部活で結果を残せなかったらどうしよう。他に何かした方がよかったのではないか?」とか考えていたことでしょう。何か一つの選択をした時点で、「もう一つの選択肢の方が良かったのではないか」という考えが頭をよぎってしまうのはいつも同じかもしれません。そして一番良い結果が得られるのは、おそらく全力を尽くした時だということも、どんな選択をしたって同じことでしょう。
だから、最初からやらなければいけないことは決まっていたんだと割り切り、ただ努力することに集中することにしています。結果なんだかんだ、ほぼ毎日練習場かゴルフ場には行っています。
また、これからの人生だってきっと同じように迷うのだと思います。自分のやりたいことと家庭のことなど、何かのジレンマの中で選択することを繰り返していくんだと思います。部活をすることでその練習をすることができることも、ある意味部活の良いところなのかなと自分に気休めを言い聞かせています。
最後に、「部に価値あるものを生み出せるか」についてですが、これに関しては必ず部に何か残して卒部しようと覚悟を決めています。
増田は上達するまでに遠回りをしてしまったと言っていましたが、彼の言う通り、大学始めのゴルファーが遠回りをしてしまうのはきっと仕方のないことだと思います。しかし、他大学のゴルフ部には、いわゆるジュニアゴルファーが東大よりも多くいます。彼らは圧倒的な時間を武器に、東大を毎年追い詰めてきます。
それなのに毎年、部員が全く同じ遠回りをしてしまっているのでは、彼らにかなうはずがありません。だからこそ、ゴルフ上達への道における「抜け道」を後輩たちに提供すること、それがゴルフ部員全員が生み出すことのできる価値だと思っています。
だから、レギュラーになって試合で活躍することが最も綺麗な形ですが、それが叶わなかったとしても部に残せるものがあると思っています。
あと一年全力で練習に取り組み、練習すれば上手くなれることを証明すること。そして、そこで培った知恵を後輩に伝えること。
それが自分があと一年で成し遂げるべき使命であり、努力するモチベーションでもあります。
長々ととんでもなく偉そうなことを書いてしまいましたが、自分のぼんやりとした目標を示したところで終わりたいと思います。
次は、思い切りのいいスイングと性格が魅力の女子部主将、守安に書いてもらいましょう。