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2024

最後の青春 《応援編》

最近かなり練習を頑張っている松戸からパスを受けました、3年守安です。ブログ毎週更新を始めて早1か月と少しが過ぎ、3年のターンはいよいよ後半に突入いたしました。部員ブログはここ数年更新頻度もばらばらで管理されていないことが個人的になんとなく気になっており、今年度は1週間ごとに回していくように体制を整えることを提案させて頂きました。ブログ自体、このHPにしれっと更新し続けているだけですので部員以外にどれぐらいの方がご覧になっていらっしゃるかわかりませんが、きっと誰かしらには需要があるだろうと信じてしばらく続けていこうと思います。ご意見等ございましたら、ぜひコメント欄やなんらかの形でご連絡下さいませ。


さてさて、本題に入っていこうと思います。タイトルにもあります通り、私は今、まさに『最後の青春』を謳歌していると日々感じています。

部活を通じて、「ゴルフが上手くなりたい」と同じ目標に向かって努力する仲間たちと切磋琢磨する。こんな環境は、少なくとも私の人生においてもう二度と訪れることはないでしょう。そんな青春の中でも、特にその尊さを感じるのがリーグ戦期間です。リーグ戦はゴルフ部にとって、一番の大舞台と言えます。例年、男子と女子が順番に戦うスケジュールになっており、私は男子リーグ戦で応援し、その後女子リーグ戦に選手として挑むという、二重の意味で熱い期間を過ごします。特に今年は女子リーグ戦で念願の昇格を果たし、私自身のスコアが二日目に採用されたことで、チームの勝利に貢献するという最高の経験ができました。ですが今回はあえて、選手としての話ではなく、私がもうひとつ情熱を注いでいる「応援」について書いていこうと思います。


私はおそらく部内で唯一の“応援狂”です。今の所、男子のリーグ戦には春夏2年分全試合の観戦をしており、来年ももちろん行く気満々です。(どうか院試とかぶりませんように!)。2年の春、初めて観戦に行ったときのことは今でもかなり鮮明に覚えています。ほとんどの選手が70台でプレーする、レベルの高い試合に圧倒され、純粋にその迫力に見入っていました。当時、同期で唯一レギュラーとして活躍していた濱島に帯同していましたが、堂々とプレーする姿に誇らしさを感じると同時に、他の部員と一緒に応援する楽しさに目覚めました。

ゴルフは一般的に個人競技のイメージが強いスポーツですが、リーグ戦はその概念を覆す特別な場です。選手全員がチームの勝利というひとつの目標に向かって戦い、応援する私たちも同じ空気を吸い、同じ瞬間を共有します。この「一体感」は、私が応援に熱中する理由のひとつです。ナイスショットを決めた選手に歓声をあげたり、苦しい局面でエールを送ったりするたび、選手と私たち応援側が一つのチームとして戦っている感覚が生まれます。

特に夏のリーグ戦は、マッチプレー形式で1日にダブルスとシングルスを両方行います。そのため非常に長く、試合の展開もダイナミックなものになります。夏の暑さの中での応援はまさに体力勝負ですが、なぜか私はあまり疲れを感じません。きっとそれは試合に完全に没頭し、選手たちと同じ空気感を味わっているからだと思います。選手同士の一打一打が直接勝敗に結びつくため、観戦している側もその緊張感や選手がその一打に込める思いの重さを間近で感じることができます。それは、流れてくる速報のスコアだけでは決して感じることができない、特別な空気感です。

また、私にはもう一つの自分で勝手に始めた役目があります。それは写真撮影です。2年の春の試合でたまたま家にあった一眼レフを持って行ってから、選手たちの勇姿をカメラに収めることにもやりがいを感じるようになりました。真剣な表情でショットを放つ姿や、グリーン上でラインを読む集中した姿、バーディーパットが見事に決まりガッツポーズをする姿。それぞれの試合におけるドラマの一部分をカメラに収めることで、選手たちの努力を写真という形で残せたらいいなと思っています。ただの自己満ではありますが、自分の撮った写真が選手たちにとっての『青春』を振り返るきっかけになってくれていたら、それはもう嬉しい限りです。

応援は、一見すると気楽な役割に思えるかもしれません。実際、私にできることと言えば、選手のボールがロストしないように球を追ったり、目の前でプレーしている選手が一打でもスコアを縮められるように祈ったり、素晴らしいプレーが出たときに「ナイス!」と声を掛けて鼓舞したり、悔しそうな選手を励ましたりすることくらいです。結局それ以上のことは、応援する立場としてはできないのです。そう考えると、選手にとって応援は無力な存在かもしれません。

ですが、自分が選手として女子リーグ戦に出場したとき、応援してくれた部員たちの声がどれほど心強かったかを思い出すと、応援の持つ力を改めて感じます。何気ない声援や共に戦っているという空気感が、自分を奮い立たせ、心を支えてくれたのは間違いありません。その経験があるからこそ、応援する立場になったとき、ただ見守るだけではなく、全力で選手たちに寄り添い、精一杯の声援を送りたいと思うのです。それが私にできる、チームの一員としての役割だと思っています。

三日間、朝早くから日没までひたすら歩いて応援すること。4年生にとっては最後のリーグ戦であるこの舞台で、先輩たちが活躍する最後の姿を目に焼き付けること。勝利の喜びを選手と分かち合うこと。惜しくも負けて肩をおとす選手に励ましと労いの言葉をかけること。部員全員が集まって選手の一言を聞くこと。記念に部旗を持って集合写真を撮ること。それらすべてが、この上なく貴重な最後の青春の1ページです。部活を引退すれば、もう二度と味わえないだろうと、そう思えるからこそ、一瞬一瞬が特別に感じられるのだと思います。


気づけば、現役部員として応援する機会も残り2回となりました。今年の男子リーグ戦は、去年とはガラッと一新されたメンバーで挑むことになり、新しいチームでどんなプレーを見せてくれるのか今からとても楽しみです。特にレギュラー入りを目指して努力している同期が活躍する姿を目に焼き付けられたらいいなと思います。その姿を見られることは、私にとってもまた、忘れられない青春の一コマになるのだと思います。

リーグ戦の応援は単なる観戦ではありません。選手たちの熱意に触れるたび、自分自身のゴルフへのモチベーションも高まり、ゴルフへのやる気、部活への愛がさらに深まります。この時間を最後の一年も惜しみなく楽しみたいですし、他の部員の皆さんにも私の想いが伝わればいいなと思いつつ、この辺で終わりにしたいと思います。

拙くまとまりのない文章をお読みくださり、ありがとうございました。

今回は応援編ということで自分のゴルフについては一切触れませんでしたが、後もう一回ブログを書く機会がある予定ですので続編をお楽しみに。


次は青ティー昇格に向けて奮闘中の同期山口にパスを回したいと思います。


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