初めまして、並木からパスを受けたマレーシア出身1年生のハォです。100切りおめでとうございます!
かなり多くの人が私の名前の綴りに混乱しているようなので、ここではっきりさせたいと思います。ハォは、大きな「オ」ではなく、小さな「ォ」を使って表記します。初めて日本に来て銀行口座を開設した際、銀行の担当者がカタカナでこのように書いたため、公式な書類ではすべて小さな「ォ」で登録されています。
このブログでは、留学生として入部をご検討中の留学生へ自分の従来のゴルフ部の経験を伝えて、自分の考えもしっかり語りたいと思っています。なぜなら、日本語で部員のみなさんにうまく意思疎通を図ることがまだできないからです。「会話」と「コミュニケーション」が断然異なりますから。私には、「コミュニケーション」に必要な文化的感受がまだ足りていません。もちろん、普通に話すことはできますし、日本語での講義を理解するのにも問題はありません。しかし、日常会話が最も難しく感じます。グループでの会話では、みんなが何を言おうとしているのかを聞いて処理していますが、会話のスピードが速すぎて、内容を消化し終わったとたんすでに話題が別のものに移っていることがよくあります。私は聞いて、考えて、会話に加えたいことを思いつくのですが、結局口を開くのをやめてしまいます。なぜなら、自分の日本語が変に聞こえてしまい、賑やかな雰囲気を壊してしまうのではないかと不安になるからです。
みなさんが親切で良い人たちであることは十分わかっていますが、それでもどこか孤立しているように感じることがあります。ただ、それは私自身の言語力の不足によるものなので、誰のせいでもありません。話しかけてくれる人には本当に感謝していますが、どこか子ども扱いされているように感じてしまい、その結果、自分が愚かに思ってしまうこともあります。
このブログのタイトルは「劣等感」ですが、ここではそれが私自身やゴルフの経験とどのように関係しているかを説明したいと思います。私は、自分の人生の原動力はこの「劣等感」だと考えています。母国では、私はマイノリティー民族であり、特に政治やキャリアーの中で何度もこの感情を抱いてきました。両親も高校に進学せず、経済的に裕福というわけでもありません。小学生の頃、よく友達と自分を比べていました。どうして彼らはマックに食べに行けるだろう? どうして彼らは頻繁に旅行できるのだろう? どうして彼らは素敵なペンケースを持っているのだろう?ある時、2年の白野さんに「ハォはどうしてそんなに自虐的なの?」と聞かれたことがあります。おそらく、それはこの劣等感のせいなのだと思います。
いま、部活でも同じような劣等感を抱えているのかもしれません。部員のみなさんが熱心に練習して、コースに出ている中で、私はそれほど参加できていません。しかし、今の私はそれを受け入れられるようになったと思います。もちろん、もっと練習したいです。ただ、日本に留学することを決めたとき、親に迷惑をかけないと約束しました。両親は学費と家賃の半分だけを支援してくれて、それ以外の生活費はすべて自分で稼いでいます。また、日本で就職して両親を支え、安心してリタイヤーさせることを約束しました。そのため、生活費を稼ぐために複数アルバイトをして、さらに学業にも全力を注ぎ、奨学金や学費免除を獲得して、早くから就職活動の準備を進めています。その結果、同期や先輩と一緒にコースを回ったり、部活のイベントに頻繁に参加したりする時間や余裕がなかなか取れないのです。
今年6月から給付奨学金を受け取れるようになり、生活費の負担が少し軽くなることをとてもありがたく感じています。私もみんなと同じようにゴルフを楽しみ、上達したいと思っています。このブログの目的は、自分を哀れんでもらうことでも、誰かを責めることでもありません。ただ、私は私なりに精一杯頑張っていることを知ってもらいたかったのです。見かけ上そう見えないかもしれませんが。本気で練習したいのですが、今の状況では簡単ではないのです。早く余裕と言語の劣等を卒業して、ベストを尽くしたいです。
これから入部をご検討の留学生のみなさんへ。私のような中途半端ゴルファーにならず、しっかりと言語・時間・お金の余裕を持って、ゴルフ部という舞台で輝けるようにしてください。精神を落ち着かせて、絶対に上手いゴルファーになれます。そうすれば、ゴルフ部の温かさや明るさを存分に感じることができるでしょう。
このブログが長すぎたり、個人的すぎたりしたら申し訳ありません。つい自己分析をしすぎてしまう傾向があります。
それでは、次は細谷にパスしようと思います。ディズニー狂で1年生の有望株である彼のブログを楽しみにしています。