原田よりパスを受けました、ゴルフ部の高澤と申します。パスを受けたのは2年生の頃でしたが、この文章が世に出る頃にはもしかしたら3年生になっているかもしれません。締切に大幅に遅れてしまったことをお詫び申し上げます。
決して開き直るわけではないのですが、私は締切を守るということが苦手な性分です。課題を出すのもメールの返信も後回しにしてしまって気付いた時には期限が過ぎているということがよくあります。というより、私は全体的に自分に甘い人間なのだと思います。特に筋トレが本当に嫌いです。早起きも苦手です。走るのも歩くのも極力控えたいです。京都観光で駅からお寺までタクシーで行こうとして驚かれたことがあります。
ゴルフ部に入ったのはそんな自分の短所を自覚しているからです。自由参加のサークルであれば1ヶ月で行かなくなる自信がありました。ある程度の強制力がないと私は駄目なのです。入学後、部活に入るまでの期間のことはあまりよく思い出せません。ドラクエⅪをプレイしていた記憶だけが朧げながら残っています。自堕落な生活に危機感を抱いて、「部活に入ればきっと」という恐ろしく消極的な理由で入部を決めました。
入部から1年半経った今、生活は大きくは変わっていません。自分に甘い男×オンライン授業の相性の悪さといったら凄まじいものがあります。ただ、部活・ゴルフという存在が一応何とか私を大学生らしく成り立たせてくれています。朝が早くて長距離を歩くスポーツですから、あまり得意分野ではありませんが、無理して部活に参加しているかと言われればそれは違います。(ごく稀に)良いショットが打てて気持ちよかったり、父親世代と共通の話題ができたり、意外にもゴルフを楽しんでいる自分がいました。同期、先輩後輩との繋がりも、オンライン砂漠の大学生活の中では本当に有難いものです。消極的な理由で始まったゴルフ部生活ですが、今では欠かせない拠り所となっています。
さて、そんなゴルフ部生活も既に半分近く過ぎてしまいました。恥ずかしながらゴルフの腕前はまだまだで、改善すべき点が山のようにあります。楽な方にどんどんと流れて行ってしまう悪い癖をどうにかしなければゴルフは上達しないようです。段々と忙しくなる中でどこまでやれるかは分かりません。ただ、自分に甘い自分との決別という意味でも、真剣に向き合っていかなければと感じています。まずはゴルフに触れる時間をもう少し長くしてみます。是非ラウンドに誘ってください。誘われたラウンドを断ったことはないと思います。意外とフッ軽です。何卒よろしくお願いします。
続いては、のちに終生のライバルといわれる同期の佐藤にパスを回そうと思います。