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2022

内省の機会に感謝を

山田からパスを受けました、新2年の川上健と申します。


彼や先輩方のブログ内容を見て思いましたが、誰かの考えを文字で見るというのも、また良いものですね。

私は他の人との競争に燃えることがあまり得意ではありません。

人並み、あるいはそれ以上に他人と自分を比べ、劣等感や優越感に苛まれることはありますが、それを行動の原動力とするということができないのです。

明らかに関係が偏っていた状況から覆るようなことがあれば、話は別かもしれませんが、敗北の屈辱を努力の燃料にしたり、勝利し続けることにこだわり闘志を燃やしたりすることは、おそらく私には不可能な芸当なのです。


ただ、過去の自分との比較においては、私はこだわりを持つことにしています。

高校時代に陸上中長距離をやっていましたが、その意味でこの競技は私にはあっていました。もちろん誰かとの競争を強いられる状況もありますが、基本的には自分の中で戦うことに競技が寛容的であるように感じました。

競争に勝てないがための言い訳ではないだろうかと自問自答を繰り返しもしましたが、生来の気質ではないかと結論づけました。

人それぞれの生き方の多様性、考え方の許容範囲の広さを私は考え、実感できないまでも思い込もうとしています。

そのほうが生きやすいですしね。


残念ながらゴルフはこのこだわりに対してどうも相性が良くありません。

容易に自分のできることできないことが変動しうるのがその元凶です。

行動理念の中における他人の優先順位を低くするのが、変化する要素を減らし将来の見え方をクリアにする狙いもあると考えれば、自分自身に対象を絞っても予測が立てられないというのは、いわば恐怖に近い体験なのかもしれません。

クラブを握るごとにできなくなる課題に無意味に近い焦燥感を募らせていますが、結局調子の良い悪いの振れ幅の平均値を上げる努力を惜しむなということなのでしょう。


それでも、自分自身の中で気づく、ごく稀に垣間見えるその平均値の上昇を思わせる兆しが、私の原動力になります。大抵はその時その場に気づくことはできませんが、振り返り気づくそれは至上の喜びです。一人の楽しみです。

突発的な変動に一喜一憂することはまだまだ我慢できませんが、切実に長期的な視野を手に入れたいです。


長々と抽象的な内容を書き連ねてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。お次は、久々に会う時の土産話が大抵壮絶な同じく新二年生の田代に引き継ぎたいと思います。


WRITER:川上健
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