お疲れ様です。「同期一のイケイケスタイリッシュ男」の光岡からバトンを受けることになりました、2年生の荒木です。ゴルフを始めて日が浅く、まだこのスポーツのことを何もわかっていない私ではありますが、部のブログを任されたからには精一杯頑張って筆を走らせようと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
まず、この部活に入った経緯からお話ししたいと思います。入学前から運動会の部活には絶対に入ろうと思い、高校の先輩が多数所属していたアメフトか、素直に興味のあったゴルフのどちらかに入部しようと考えていました。その2つのうちからゴルフ部を選んだ理由は、チーム競技でなく個人競技をやってみたかったからという理由もありましたが、決定打となったのはアメフト部の新歓練習で人間に突進していくという行為に恐怖を覚えてしまい、アメフトを続ける自信がなくなったからという理由でした。理由はどうであれこの決断が僕をゴルフという最高に楽しいスポーツに出会わせてくれたので、あの頃の自分には感謝しかありません。
こうして始めたゴルフですが、このスポーツがま〜〜〜た面白く、気付けばゴルフに生活を支配されていました。こうなったしまった原因は単純明快で、ゴルフというスポーツが以上に面白いからです。挙げていくとキリがないのですが、僕が思うゴルフというスポーツの一番面白いところは、「良いも悪いも全て自分のせい」なところであり、特にこの面白さが出てくるのは自分が悪いショット、満足のいかないショットをした時だと思います。自分のイメージ通りの球が出なかった時に、よく自分の中で「これはライが悪かったからしょうがないね」や「これはこの木が悪いね」などと必死に何かのせいにしようとしています。しかし、結局それは全て自分の責任であり、夏ラフや茂っている林、絶対にそこじゃない白杭やピー⚪︎・ダイなどの一般的に極悪とされているものは、実際にはそんなに悪くないのです。こういった面白さが僕の学生生活をしっかりと蝕んでいき、気付けば単位が灰燼に帰し、親の顔がすんごいことになっていたのです。
また、この部活に入れた、というのもここまでゴルフにのめり込んでしまったことの原因であると思います。やはり紳士淑女のスポーツを嗜んでいるだけあってか、先輩同期のみなさまは人間的に非常に優れておられ、こんな私めにも優しく接してくださいます。また、リーグ戦で先輩や同期が活躍している姿というのがそれはそれは異常に格好良く、上手くなりたいというモチベーションがベチベチに刺激されるなど、ゴルフがメキメキ上達していくための環境が整っているな、と感じます。先輩には自分にできる最大の感謝を、また同期には等身大の愛をここに表明しておきます。いつも下手くそな自分めとゴルフをしていただき本当にありがとうございます、よければまたゴルフ行きましょう!
最後に、自分のゴルフの話を少しだけ。最近、練習を重ねていくにつれ、自分が下手であることを強く感じます。例えば、ドライバーについて考えてみると、実際のラウンドでドライバーを振る機会は全18ホールからショートホールを除いた14ホール、そこから頭のおかしい90°ドッグレッグや両側OBせませまホールを引いて大体10回ほどあると仮定します。しかし、実際練習場で10回連続で納得のいくドライバーを打てるなんてことは、僕のゴルフ人生においては今のところ1回もないのです。それを考えると、1回のラウンドでOBが1回以上発生するのは至極当然のことであり、それに対してこんなはずじゃなかったと腹を立てたり、1回のOBに引き摺られて調子を落としていってしまうのは見当違いなのではないかな、と最近思うようになりました。それと同時に、練習場での練習の取り組み方も、いいショットが打てたことに満足感を覚える練習ではなく、適度な緊張感を持って連続していいショットを打つことに重きを置くような練習に変えていかなければならないのかな、とも思っています。東京大学運動会ゴルフ部主将までの道はまだまだ長いですが、これからも頑張っていきたいです。
僕の文章力ではこれ以上何かを書くことができそうにないので、これで筆を置かせていただこうと思います。私の拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。次のブログは、「道産子なのにとうもろこしが苦手」でお馴染みの、佐々木大成君に任せたいと思います。豊かな大自然で培われた彼の感性が織り成す儚い旋律が、ブログの枠を飛び越えて私たちをそっと優しく包み込んでくれることでしょう。